2022.03.22 予防について
<予防注射>
犬 |
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猫 |
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フェレット | 2種混合ワクチン |
<寄生虫予防>
犬 – フィラリア予防
蚊に刺されることによって感染する寄生虫です。皮膚→筋肉→血管内へと侵入しながら成長し、最終的に血液で心臓に運ばれ成虫として生活します。その結果、心臓病を引き起こすと同時に、子虫(ミクロフィラリア)が肺や肝臓といった臓器を悪化させ、生命の危機を及ぼします。
蚊に刺されることを防ぐのは難しい為、侵入してきたフィラリアが成長する前に駆虫することでフィラリア症にならないようにする予防を行います。予防期間は「蚊を見かけた月の翌月から蚊を見かけなくなった月の翌月まで」。地域にもよりますが、4,5月頃から11,12月頃までが予防シーズンとなっています。
ただ、予防薬の種類によっては消化管内寄生虫の駆虫成分も含まれているものがあり、こちらの予防目的から1年を通して予防されるケースもあります。
当院で処方している予防薬
錠剤タイプ |
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チュアブルタイプ | 月1回服用します。2014年より2種類からお選びいただけるようになりました。 a.フィラリアと消化管内寄生虫の予防をします。 b.上記に加え、ノミ、マダニといった皮膚の寄生虫も同時に予防します。 |
スポットタイプ | 月1回液体を皮膚に滴下します。フィラリア、ノミ、消化管内寄生虫(回虫)、耳ダニを予防します。 |